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身体知・映像

Shintaichi | 2013年度〜 | 
| design | education | group process | works |

映画の創作を通じて多様な言語能力の可能性を探る、新しいかたちの教養教育の講座。映画や小説の読み解き、脚本制作や映像制作ワークショップ・・・言語、身体、視覚など多様な表現に挑戦していきます。前身となる「アカデミックスキルズⅢ・Ⅳ」からひきつづき、松井周さん(劇作家)、小泉明郎さん(ヴィデオアーティスト)を特別講師に招き、1年かけて短編小説を映画化していきます。

これまで、村上春樹「どこであれそれが見つかりそうな場所で」(2011年度)、夏目漱石「夢十夜」(2012年度)の映画化に取り組みました。(2013年度は、レイモンド・カーヴァー「カセドラル」に挑戦中。)

観客の心に訴えかける作品をつくるためには、物語構造の理解や映像言語の習得など基本的なスキルが必要ですが、より重要なのは、チームワークです。様々なワークショップを繰り返すうちに、自分や他者の持っている映像センスや演技の味わいが明らかになります。それぞれの持ち味が存分に発揮されるようなチームができたとき、自分たちならではの作品が姿をあわらします。例年、受講者のほとんどは映像制作未経験ですが、にもかかわらず、最終的に完成した作品は見ごたえのある優れた作品になっていきます。手間はかかりますが、それだけの学生の心身の成長の実感できる、まさに「身体の知」を扱う授業です。

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