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HERE / HEAR「いること」と「聴くこと」のワークショップ

Workshop "HERE and HEAR" | 2008/12/23 | 
| design | group process | HEREing Loss | research | works | workshop |

身体の中と外の音、囁きかける言葉、それらの触感・・・HERE / HEARは、シュラフ(寝袋)の中で様々な音を聴き(HEAR)、自分自身の「今、ここにいる感覚」(HERE)を体験するワークショップです。イヤホンをつけて、シュラフに潜り込んでみてください。イヤホンからの音とスピーカからの音は、閉じたシュラフの中外で交差し、自身の周りに対する感覚だけでなく、自分自身の存在感覚を揺るがします。このとき、他人の存在や、自身が「いる」こと、それを共有することは、どのように感じられるでしょうか。このワークショップは、環境や他者との関係から生じる自分自身の存在を、もう一度見直すきっかけとなるはずです。

日時:2008年12月23日(祝) 14:00~/18:00~ (各回の内容は同じです)
会場:慶應義塾大学東館6階グローバルスタジオ

・要予約、各回定員20名。
・申し込みは、「お名前/メールアドレス/電話番号/性別/年齢/応募された動機やワークショップに期待すること/ご希望のセッション(14時または18時)」をご記入の上、hereingloss(at)dmc.keio.ac.jpまでお送りください。
・終了しました。多数のご参加、ありがとうございました。

ファシリテーター/渡邊淳司、坂倉杏介 パフォーマー/ヤエル・シュネル、川口ゆい

論文など

坂倉杏介、川口ゆい、渡邊淳司「『いること』と『聴くこと』のワークショップ──聴覚によって位置づけられる自己感覚の体験デザイン」『情報処理学会論文誌』Vol.50、No.12、情報処理学会、2772-2781頁、2009年。

大庭将裕、坂倉杏介、渡邊淳司「身体の内外に定位される音声を利用したワークショップ『HERE/HEAR』の音響設計に関する考察」『日本バーチャルリアリティ学会論文誌』Vol. 16, No. 2、日本バーチャルリアリティ学会、211-214頁、2011年。