アメリア・アレナスの対話型美術鑑賞ワークショップ
元ニューヨーク近代美術館のエデュケーター、アメリア・アレナスと企画した対話型美術鑑賞のワークショップ。
ひとつの作品をみんなで一緒に鑑賞し、思ったこと、感じたこと、考えたことをとにかく声に出してみる。誰かが何かを言うたびに、いろんな見方を発見できる。こうした形の美術の楽しみ方がを対話型美術鑑賞です。
子ども向けのワークショップの場合、アメリアは通常、子どもたちだけでグループをつくるといいます。大人が入ることで、子どもが萎縮したり、大人の顔色をうかがう発言をしたりしないような配慮です。しかし、今回の会場は「芝の家」。子どもだけではなく、大人やお年寄りも出入りする居場所。ということで、小学3~6年生を対象にしたセッションのほかに、大人も子ども誰でも参加できるセッションも開催しました。実は様々な年代が一緒に鑑賞する「ファミリープログラム」は、日本で実施するのははじめてだったとのこと。
アートをみて、話そう! アメリア・アレナスの対話型美術鑑賞ワークショップ
日時:2009年2月28日(土)
第1セッション 13:00〜14:30
第2セッション 16:00〜18:00
会場:芝の家
講師:アメリア・アレナス
通訳:田中孝樹、兒玉卓也
作品提供:木下晋、浅見俊哉
主催:芝の家、三田の家
協力:淡交社、日本写真印刷、美術による学び研究会
参加者数:55人