養老天命反転地

by SAKAKURA kyosuke | 2009/ 03/ 28 | Posted in notes,[notes]education | 

もうとっくに授業は終了しているのに、ずいぶん季節外れな合宿ですが、「芸術の現在」の有志で、岐阜県は養老の「養老天命反転地」へ行ってきました。

おかしな地形とスケール感があって、単純に楽しい。感覚が、ひらく。というか、重力をしっかり感じて重心を体軸の下へ落としていないと、視覚的に惑わされてぐらぐら転びそうになります。噂に聞いていた、感覚です。おもしろかったのは、草木はもうずいぶん生い茂っていて、テーマパークというよりは、「どこかおかしな」公園だと感じたこと。自然に不自然なつくりもののような景色のなかに、本物の人が散在しているのが新鮮な景観。

もっとふつうに、あちこちにこういう場所があっていいのに。テーマパークだとか美術家の作品だとかという定義に無理に押し込めず、なんだか楽しい、それだけで充分ではないか。脱力し、おおらかな気分になりました。

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